
◎組織と上司の裏ルール
◆会社の常識は本当に正しいんだろうか?
どっぷり浸からず、一定の距離を置く
・まずは正しい疑問を持ってみよう
・会社にどっぷりと浸かりすぎない。ちょっと距離を置いてみる。
仕事の裏ルール①
会社には、いろんな常識があるが、すべてが正しいとは限らない。
まずは、正しい疑問を持って、仕組みを理解して、
するべきことを考えていこう。
◆ビジネスは多数決じゃないからおもしろい!
会社を動かすのは少数の人だと理解する
・みんなが不満でも物事は進む
・ビジネスの世界は「少数決」
一部の力のある人が方針を決めていくのが企業社会です。
・本当のキーマンに信頼されなくてはいけない。
・なぜ多数決で動かないのでしょうか?
それは会社が厳しい時を考えればすぐにわかります。
景気が悪くなったときに経費を抑える、ボーナスを減らすなど
社員が嫌がる決断をしなくてはいけません。そこで多数決を
とっていたら、どうなるか?痛みを先送りにして会社は潰れます。
・本当の「決断者」を知って動く
仕事の裏ルール②会社組織は、小数の人は針路を決めていく
「少数決」の世界。本当のキーマンがどこにいるのか、一刻も早く探し出そう。
◆上司よりも重要な人を見極める3つの視点
できる人は頑張るあなたを見てくれている
・まずは斜め上の先輩が大切
・真っ当な会社であれば、頑張る人のことは誰かが見ています。
・社外の人が味方になることも多い!
・あなたが大切にするべき人は「斜め上の先輩」
「社外の人」に加えて「職場の後輩」です。
仕事の裏ルール③
直属の「上」ばかりを見ないこと。「斜め上の先輩」
「社外の人」「職場の後輩」から支持される人になろう。
◆ちゃんとした人が社内に誰もいない?
「直属の上司」との関係でクヨクヨしない
・管理職には3つのタイプがある
①真に優秀な人
②仕事はできるが、何らかの問題がある人
③仕事はそこそこだけど頑張っている人
仕事の裏ルール④
同じ管理職の中で、優劣があるのは会社組織の宿命。
「ちゃんとした人」が評価してくれるまで待つことも1つの戦略。
◆バブルが忘れられない大人はダメなのだろうか?
昔話は一種の精神安定剤に過ぎない
それは夏休みの思い出と同じこと
仕事の裏ルール⑤
先輩が昔話をするのは、夏休みを懐かしむようなもの。
今だっていいよという人を頼りになるリーダーだと
思ってついていこう。
◆女性の働きやすさに「会社の本音」が見える
「同質性」の強さはむしろ弱点に
・優れた組織は男女差別をしない
仕事の裏ルール⑥
女性差別が残っている組織には、ネガティブな
フィルターの強い人が多い。こうした会社に将来性は
ないので、早めに立ち去ろう。
◎評価や人間関係の裏ルール◆評価は不平等なのか? そう考える自分自身も疑ってみよう
・誰もが満足することはありえない
・人は自分を高く見積もる
仕事の裏ルール⑧
評価に不満を持つ人は必ずいるが、その多くは自分を
高く見積もっている。会社も評価の公正さが大事なことは
よくわかっているので、目先の評価にあまり一喜一憂しないこと。
◆採用の時から将来は決まっているのか?
評価はアップデートされている
仕事の裏ルール⑨
採用時のデータを配属で参考にすることはあるが、
かならず現実の成果に合わせて修正されていく。
過去より未来の自分に目を向けよう。
◆ひとちぼっちは会社で損か? 1人ランチも大切な時間
・ランチでわかる職場の空気
・孤独に慣れた方がいい
・長いこと、「みんなで一緒」が当たり前だった、
日本の会社も急速に「個の自立」という雰囲気に
なって来ています。
仕事の裏ルール⑩
なにかと、「みんなと一緒」の職場は相互関係が
強すぎることも。1人で行動しても意外と周囲は
気にしない。孤独に慣れよう。
◆可愛がられる後輩の条件
上司は結果よりも別のところで評価する
・人がやりたがらない、ちょっと大変な仕事こそが
チャンスだと思います。
仕事の裏ルール⑪
ちょっと難しい仕事こそ、ためらわずにチャレンジしてみること。
上司が部下に期待していることは、意外と単純なのだから。
◆ここぞという時は、「仕事中心」でいい
集中こそが仕事の効率化につながる
・超過勤務をめぐる話は難しい
・長時間勤務は、心身の負担になるのでいいことではない
・ビジネスの状況がよければ、どうしても仕事が増える
・大変だけど、この仕事だけは何とかして頑張ってやり遂げたい
・どれだけ働くかという問題はルールだけで決まる話ではありません。
・これだ!という仕事は自分で決める
・本当にのめり込んでいる時は、仕事中心の生活にどっぷり浸かってもいいのです。
・一定期間頑張ったあとは、人一倍効率よく働き、休みもきちんととっている。
・海外のビジネスパーソンも頑張る時は相当に働きます。
仕事の裏ルール⑫
早く仕事を終わらせることだけを目標にしない。
自分が本当にのめり込める仕事を見つけて、
しっかり集中すれば、その後のキャリアが自分ペースになる。
◆メンタルが強い人なんていない
いい人間関係がセーフティーネットになる
・人を決めつけないでネットワークを広げる
仕事の裏ルール⑬
メンタルが強い人は、周囲との関係を維持して
いろいろな人に支えられている。心を鍛えるよりも
人との関係を広げていくことが一番のメンタルヘルス術。
◎「仕事力」を上げる裏ルール◆下積みがなくならない理由
早く第一線の仕事がしたいのワナ
仕事の裏ルール⑭
下積みさせる職場の評判はよくないけれど、
ます1つのことをきちんとするのは仕事の大原則。
一定の合理性があることを知っておく。
◆ムダ撃ちは本当にムダなのか?
最短ルートで仕事をすることのデメリット
仕事の裏ルール⑮
やり方を教えてもらえず試行錯誤するのは、確かに苛立つ。
しかし、将来オリジナリティのある仕事ができる人は
そのムダを生かしている。
◆情報収集はネット十分か?
関心のない分野こそ「宝の山」である。
仕事の裏ルール⑯
ネットのニュースはタダで便利だが「情報偏食」を起こす
可能性が高い。情報バランスを自分で考えて、かつ強化
したい情報を手元で整理すること。
◆情報は3段階で頭に入れてノート化する
集める「量」よりも「整理」が大事
仕事の裏ルール⑰
情報整理のコツは「遠くから近くへの関連性」を見極めること。
そのためには「自分だけのノート」をつくることが大切になる。
◆自分のスキルはザックリと2つに分ける
ザックリと2つに分ける「企画力」と「対人コミュニケーション力」
仕事の裏ルール⑱
自部を他者と差別化するためにつけるべきスキルは
「企画力」と「対人コミュニケーション力」このバランスを
自分で修正していくことがコツ。
◆質問力だけでは、前に進まない?
「聞き方」よりも大切なたった1つのこと
仕事の裏ルール⑲
やみくもに質問しても、いい答えが得られるわけではない。
徹底的な事前準備で相手のニーズをつかんでいくことが大切になる。
◆やはり大切なのは予習・復習
結局「いい習慣の人」がすべてを手にいれる
仕事の裏ルール⑳
ビジネスの成果を出すには「準備と総括」という習慣を続けること。
学校時代の「予習・復習」が大切なことと、まったく変わらない。
◎出世をキャリアップの裏ルール◆愛車精神は役に立つか?
会社の本音は「社員を抱えるのは荷が重い」
仕事の裏ルー21
会社への忠誠心が強くても、評価されるわけではないし、
かえって「扱いにくい」と思われることも。大切なのは
「仕事への忠誠心」であることを忘れずに。
◆手間のかからない社員になる
「1人でもチームでもOK」な人が求められる
・自分のことは自分で片付ける。放っておいても一定水準以上の
ことはこなす。しっかり働くけれど、ひけらかさない。
その①希望は少なく絞り込む
その②そこそこ孤独に強い
その③私生活がしっかり充実している
仕事の裏ルール22
会社に箇条な期待をしないで「手間のかからない社員」になることは
自分にとっても必ずプラスになり、いい仕事ができる好循環のきっかけに。
◆問題解決より、課題発見!
他人に差をつけるもっとも有力な方法
仕事の裏ルール23
課題解決と課題発見の違いを意識して「HOWよりWHAT」を
探すことを心がける。プロの動きもしっかり参考にしよう。
◆「なくなる仕事」はなくなるのか?
コンピュータ化よりも先に心配すべきこと
仕事の裏ルール24
「なくなる仕事」のランキングに振り回されることは無意味。
ただし、その背景をしっかり押さえておくことは、
今後の仕事を考える上でも大切になる。
◆人工知能とどう差別化するのか?
「他者への関心」が大切になる
仕事の裏ルール25
人口知能が発達するほど、人間のソーシャル・インテリジェンスに
もとづく、「課題発見力」が求められるようになる。
◆自分の砂場をつくろう
・誰でも「やらされ感」から抜け出せる
仕事の裏ルール26
自分が挑戦したい仕事は、自分でつくってみることが大事。
小さな、「砂場」のようなものから、本当にやりたいことや
得意なことが見えてくることもある。
◆「巻き込む・戦う・逃げる」のコツ
攻めも守りも強い「要領のいい人」になろう
仕事の裏ルール27
まず自分だけで仕事を抱え込まずに「巻き込む」習慣を身につける。
そして、時には闘い、いざという時には撤退する勇気を持つことが大切。
◎「自分の居場所」をつくる裏ルール◆「出世」はどこまで目指せばいいのか?
昇給・昇格とは違う「将来の目標」は持つべき
仕事の裏ルール28
将来の目標を地位やポストで考えるのはもう意味がなくなっていく。
「出世」よりも、1つひとつの「成功」が大切になっていく。
◆転勤を嫌がるのは変じゃない
「会社優位」が通じないケースが増えてきた
仕事の裏ルール29
転勤は当たり前、という考え自体が当たり前ではなくなっていく。
家族や生活優先の人生設計もあっていいのではないか。
◆人事制度は「使われたがり」だ
新しい仕組みをどんどん利用して経験を積もう
仕事の裏ルール30
複数の職種が当たり前の時代に、自己申告などは大切な機会。
会社の制度は、「使われたがり」であることを押さえておこう
◆転職のカギは「不満」より「不安」
「なんか変じゃないか」の予感は意外と当たる
仕事の裏ルール31
「不満」がたまった時の転職活動はちょっと待った方がいい。
ただし、「不安」が高まってきたら、冷静・迅速に準備をした方がいい。
◆要注意組織の3つのアラーム
最悪なのは「誰も責任をとらない」会社である
その①トップが光っていない
その②みんなが人のせいにする
その③新人がつらい
仕事の裏ルール32
トップに問題があると、周囲が勝手な行動をとり無責任の連鎖が広がる。
その結果、若手や新人にしわ寄せが来るので要注意。
◆会社はこれからも大丈夫なのか?
まだまだ「使いどころ」は十分ある
仕事の裏ルール33
会社という仕組みは、人が集まって、1人ではできないことを
実現するための知恵のかたまり。会社員という働き方を批判する人に
振り回されることはない。
◆使える社員より「会社を使う社員」へ
会社員ならではの特権はたくさんある
仕事の裏ルール34
会社に「使われる」のではなく、会社を「使う」発想が大切。
実は会社だって「使われる」ことを待っているのだから。
Myおススメ度★★★3(5段階中)2021/1/10 読了
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posted by takewoody at 08:00| 埼玉 ☔|
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