2020年02月01日

諦める力/為末大

〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
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「諦める」=後ろ向きでネガティブなイメージがある
辞書にも、「見込みがない、仕方がないと思って断念する」
しかし、「諦める」には別の意味がある

「諦める」という言葉の語源は「明らめる」だという
仏教では真理や道理を明らかにしてよく見極めるという
意味で使われ、むしろポジティブなイメージを持つ言葉だ。
諦めるとは「終わる」とか「逃げる」ということはない

・手段を諦めることと目的を諦めることの違い
何かを「やめる」ことは選ぶこと「決める」ことに近い
・やめることについて考えてみよう
続けることはいいことなのか?

「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
「サンクコスト」という考え方がある。
埋没費用といって、過去に出した資金のうち
何をしても回収できない資金のことをいう

例)映画を観ようと1,800円を支払って、つまらなかった場合
人は、せっかくお金払ったんだからと、最後まで見て、
時間をムダにしてしまう。

日本人は、「せっかくここまでやったんだから」
という考え方に縛られる傾向が強い。

「もう少しで成功するから諦めずにがんばろう」
「せっかくここまでやったんだかから、諦めずにがんばろう」

前者は、この先、成功しそうだという「未来」を見ている
後者は、今まで、これだけやってきたという「過去」を見ている

同じ「やめる」という判断でも、どちらのロジックが
背後にあるのかで、まるで異なる結果をもたらす

「飽きた」という理由でやめてもいい。

諦めることは、逃げることにあらず。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。
オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、
競技生活を通して辿り着いた境地。

【目次より抜粋】
■第1章:諦めたくないから諦めた
・手段を諦めることと目的を諦めることの違い
・「勝ちやすい」ところを見極める
■第2章:やめることについて考えてみよう
・「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
・「飽きた」という理由でやめてもいい
■第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック
・「勝てなくてすみません」への違和感
・コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人
■第4章:他人が決めたランキングに惑わされない
・積む努力、選ぶ努力
・どの範囲の一番になるかは自分で決める
■第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない
・生まれによる階級、才能による階級
・「リア充」なんて全体の10パーセントもいない
■第6章:自分にとっての幸福とは何か
・世の中は平等ではないから活力が生まれる
・どうにかなることをどうにかする

著者について:為末 大
1978年広島県生まれ。2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界
選手権において、男子400メートルハードルで銅メダルを勝ち取る。陸上トラック種目の世界
大会で日本人として初のメダル獲得者。シドニー、アテネ、北京と3度のオリンピックに
出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2013年5月現在)。2003年、大阪ガス
を退社し、プロに転向。2012年、日本陸上競技選手権大会を最後に25年間の現役生活
から引退。現在は、一般社団法人アスリート・ソサエティ、為末大学などを通じ、スポーツ
と社会、教育に関する活動を幅広く行う

Myおススメ度★★★★4(5段階中)2020/1/ 読了

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ラベル:諦める力
posted by takewoody at 08:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | ビジネス・自己啓発本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする