「モノを持つことが正しい」から解放されてきている。
大きな家具は場所をとる。大きな車は駐車場代がかかる。
大きな家は、固定資産税がかかる。
維持するためには、働かなければいけない。
モノを持つことのストレスは、とてつもなく大きい。
それよりも服を持たない。大きな家具を持たない。
電化製品を持たない。車を持たない。
レンタカー、レンタルオフィス、シェアハウス・・・。
気がつけば、あらゆる場面で、持たないほうが、ラクだったりする。
「所有する」より「所有しない」ほうがずっと素敵だ。

「モノを持たなくちゃいけない」から、僕たちは開放されてきている。
本当の豊かさとは、必要以上にモノを求めなければ
必要以上に働く必要はない。
本当に必要なモノを手に入れるための労働は楽しいものである。
著者のソローは働けば働くほど、貧乏になるという社会の矛盾をいち早く見抜いた。
・部屋の中には生きるのに最低限必要なモノだけがあればいい
・タンスいっぱいの服なんて必要ない
・他人と同じものを欲しがるから貧しくなるのだ
・物は荷なり。そして身と心の自由を奪う罠になる
・たいてい本当に必要なモノを持っていないのは
金を持っている人たちのほうである。
・モノとお金のために働けば自分が薄っぺらなものになっていく
・紅茶もコーヒーも飲まなければ、それを買うために働く必要もない
・なぜ、引っ越しをするとき、家具を持っていくのか。
その家具は、自由を奪う罠なのに。
・その口の中に入れたものは、本物の食欲から食べたものなのか
偽りの欲から食べたものなのか。
・稼ぐための仕事、その仕事をするためにまた金が必要になる。
ならば、いっそのこと稼ぐのをやめたらどうか。
・多くのものは不要だ。いらない物があると
その不要な物に支配されていく
・必要ないモノは全て捨てよ!そして決別せよ。
たいして欲しくはないモノを買わされるために働く人生と。
・本当に知るべき重大ニュースはめったにない。
それなのに、人々は毎日ニュースを知りたがる。
・不要なモノを削ぎ落していけば、野性的な力がみなぎってくる。
★内容★
「楽しみに金のかからない人間が一番裕福なんだ」
モノを持たず、お金を使わなくても、豊かに暮らせる110の方法
・必要最小限のモノと暮らす。
・服は直しながら着る
・古着を美しく見せる
・服は厚手のモノを選ぶ
・荷物を軽くする
・自分にシャツを一枚買ってやる
・ゆっくり作ると長持ちする
・やせた土地で暮らす
・仕事を細かくしない
・たくさんの人とは会わない
・美しい絵は買わない
・自分自身を旅する
2年間、丸太小屋をつくって自給自足の生活をした
ソローの『森の生活』に学ぶ「シンプルライフの極意」。
「ここにあるのは、今日から実践できるメッセージばかり。
「ミニマムに生きる効果」が書かれている。
ソローの言葉が教えてくれるのは、とてもシンプルで大切なこと。
年月を重ねるごとに、どんどん新しくなってきている。」
Myおススメ度★★★★4(5段階中)2020/2/24 読了

モノやお金がなくても豊かに暮らせる - ヘンリー・D・ソロー
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